まずは、過激なタイトルにしてごめんなさい。以下は完全な個人の感想です。参考にしてくれると嬉しいです。
良いアプリが少ない
OneNote | PDFに直接書き込むことが出来ない。 |
Drawboard PDF | 概ね良いが、動作が重く不安定で、クラッシュ後に直前の何分間のデータが消える可能性がある。 有料サブスク有り。 |
Xournal++ | 日本語半分対応。筆跡の遅延あり。 |
Meta Moji Note Lite | PDF読み込めない。広告あり、UI✖️ |
Inkodo | エクスポート時の画質劣化 |
Goodnotes | 筆跡の遅延が酷い。有料サブスク。 |
Microsoft journal | PDFインポートは可能だが、縦のノートにPDFを一枚一枚貼り付けてるのでエクスポート時にレイアウトが崩れる。 |
PDF element | 無料版は透かしが入る。 |
PDF Element以外は、すべて私が実際に試しました。すると、上記のような感想になりました。
全部試したあとの感想として、圧倒的にOneNoteかXournal++が良いなと思います。
OneNote
- Windowsネイティブのおかげか、MPP(Microsoft Pen Protocol)対応のペンでは筆跡の遅延がほぼ無い。
- 無料(Office365の契約不要)
- Copilotは対応ライセンスが必要だが、わざわざアプリ内でのCopilotの重要性は今のところ無い
- WordやPowerPointと同じような記述は基本的に可能
- テキストも手書きもイケる
- 手書き図形の自動変換
- こすって削除できる
- 大量のPDFを埋め込まない限りは動作が軽快
- ✕ PDFの直接編集が不可能
Xournal++
- フリーのオープンソースソフトウェア
- PDFの直接編集が可能
- カスタマイズ性が飛び抜けて高く、自分の使いやすさを追求できる
- テキストも手書きもイケる
- 一部日本語未対応(ボランティア制)
- ✕ こすって削除ができない?(見つけられませんでした)
- ✕ 筆跡の遅延が少しある
実質OneNoteしか選択肢が無いのにもかかわらずOneNoteが微妙に使いにくい
先ほども書いた通り、OneNoteは他のアプリに比べると圧倒的に使いやすいです。
しかしながら、地味~に使いにくいところもあります。
- 縦書きできない (→国語系科目は無理。無理やりできないこともないが…)
- PDFを直接編集できない(→ページの上に乗せるという形でのみインポートできる。)
- ページにPDFを10ページ以上追加しているとめちゃくちゃ重くてカクつく(PCの性能にもよる)
縦書きできないのが一番残念です。
縦書きできたら本当にWindowsのノートアプリで覇権を取れると思うんですがね…
また、PDFをノート上に追加することはできますが、直接編集して出力することはできません。
配布されたPDF資料に直接、書き込めないのが非常に残念です。
今は、PDFの「背景に設定する」をオンにして、その上に書いて対処しています。
どうしてもApple Pencilの使い心地を思い出してしまう
知人にApple Pencilを使わせてもらったことがあります。
そうすると、あの遅延のNASAを思い出してしまいます…笑
より紙に近い感覚で書けるのは、絶対にiPad + Apple Pencilです。
デジタルノートという点において、私はWindowsには期待できません。
欲を言えば120hzディスプレイがあるiPad Pro。高いけど(笑)
どうしてもPDFを直接編集したいならXournal++一択

先程述べたように、他のPDF直接編集できるソフトたちは、それはもう酷いものでした。
一度試してみるのも良いと思いますが、私は耐えられませんでした。
今では課題を提出するのに、PDFを直接編集しないといけない場面ではXorunal++を使用しています。
バッテリー持ちが悪い
多くのWindowsノートPCのバッテリー持ちは、iPadと比べると悪いです。
バッテリーを節約しないと、朝から毎授業使ってれば帰るときには30%も残ってるか心配になるレベルです。
一日でバッテリーが切れることはないものの、毎日充電必須です。(iPadも同じか?)
熱い、厚い、重い
WindowsノートPCの発熱もなかなかキツイものがあります。
書いていると、画面があったかくなってきて書き心地が損なわれ、気持ち悪くなってきます。(個人の感想)
反転(Win+Ctrl+C)にすることでOLEDディスプレイの性質を利用して発熱を抑えていますが、それでも結局ファンからの排熱があります。
また、2in1のノートPCは折りたたんで書くと思うのですが、そうなるとキーボードの分、iPadに比べて分厚いです。
分厚いのは書き心地に非常に影響します。本当に良くないです。
加えて、iPadが500g弱であるのに対し、WindowsノートPCは最軽量モデルでも1000g弱程度だと思います。
これ、毎日持って行くとなると意外と重いです。心底iPadが羨ましくなること請け合い。
Goodnotesについて

Windows版のGoodnotes出たんでしょ?じゃあ案外イケるんじゃねと、思っている方もいると思います。
ただ、言わせてもらうと完全にOneNoteの下位互換です。
ネイティブアプリではなく、ウェブアプリなので筆跡遅延が一番多いです。
アップデートにより機能は増えてきて、iPad OSとの同期もできるようになりましたが、そもそもiPad OSがあるならそれ使うので… (PCを見る専にするなら全然アリだと思います!)
あとは有料版が買い切りではなくサブスクリプションという点も少しマイナスポイントです。
iPadOS版は使いやすいため、今後に期待します。
消しカスがPC内部に入る可能性がある
完全にデジタルノートを使うなら問題有りませんが、デジタルノートが適していない授業もあります。
その時に出た消しカスを放置しておくと、それがファンの部分から入って異音やキーボードの不調を引き起こす可能性があります。
自分は既に2回、修理に出しています…(使い方が悪い)
皆さんは気をつけてください。(自戒)
結論 iPadが欲しくなるぞ…?
Notionとかに活字としてデジタルノートをとるならWindowsもアリですが、、、(それはiPadでもできるし、)
- 手書きでは完璧なソフトがまだない
- PCが物質的に重い
- 分厚い
- 大抵のソフトでは遅延が大きすぎる
- バッテリー持ちが不安
上記のような点から、私は「Windowsでデジタルノートは取らないで!」と声を大にして言いたいです。
ただ、上記の点を気にしない方であればPCの汎用性をとってiPadより良いと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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